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1月 22, 2023の投稿を表示しています

デジタル時代のリーダーシップ

AIやデジタル技術の浸透で、あるべきリーダーシップはどう変わるのか?実務的に関心の強いテーマについて、今回はリーダーシップ研究のジャーナルからの一本です。 Larson, L. & DeChurch, L. A. (2020). Leading teams in the digital age: Four perspectives on technology and what they mean for leading teams. Leadership Quarterly, 31. 要するにこの論文は : デジタル技術革新がリーダーシップ研究にもたらす影響を整理したレビュー論文。 ポイント : デジタル技術の台頭は、チームにおけるリーダーシップにも大きな影響を及ぼす。 チームにおけるリーダーシップとは、チームのニーズを満たすために、チームの誰かが取る行動を指す。 具体的には、機能(チームの感情・認識・行動を変えるために、どのように働きかけるのか)と形態(誰がその機能を担うか、トップダウンか分散型かなど)から成る デジタル化の影響には、具体的には4つの切り口がある。最初の2つが、これまで多く検討されてきたフレームである: 文脈としてのデジタル技術 社会的に構成されながら実践を変える存在としてのデジタル技術 新しいチーム創造の手段としてのデジタル技術 チームメイトとしてのデジタル技術 これまでのリーダーシップ研究を踏まえると、4つの切り口にはそれぞれ、次のような示唆が考えられる。 1.文脈として 示唆1:チームリーダーは、増え続けるリモート・バーチャルな環境を前提に、いかにチームに感情的なつながりを作り上げるかに取り組む必要がある 示唆2:リモート環境では、リーダーが単独でチームを指揮するよりも、全員がリーダーシップを発揮する分散型チームを作り上げる必要がある 2. 社会物質的な存在として 示唆3:チームリーダーは、技術を活用することでこれまで以上にチームの機能・感情を高めることが可能になる 示唆4:技術の使い方が、チーム内のリーダーシップの分担、そして柔軟な変化の可否を決める 3.新しいチーム創造の手段として 示唆5:チームリーダーは、新チーム創造に使える技術を活用して、これまでにない形でチームを形成しチームの感情・プロセスを構築することが出来る 示唆6:ギ...